夏といえばホラーの季節 その七 姉のお通夜で・・・
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますね。
夏といえばほらーの季節ということで
このお話はいかがでしょうかぁ・・・ムフッ*1
今までのこと、こちらで読めます。 ほんとうにあったこわいこと
<姉のお通夜にて>
今月は、50歳の若さで肝細胞癌で仏様のもとに旅たって行って姉の13回忌です。
私と姉はあまり仲のいいほうでありませんでしたが・・・
姉は、大腸がんを患い手術、その1年後肝細胞癌で亡くなりました。
2回目の入院のときのこと、早朝不思議な夢をみました。
その夢は、姉の家のキッチンで、
姉が「掃除と片付け手伝ってくれてありがとう、助かったわ」
「ここで一息入れようか、今さ熱い昆布茶いれてあげるから一緒に飲もうよ」と言って
昆布茶を入れてくれて一口口につけた熱いはずの昆布茶がとても冷たく姉に「このお茶さ~」と
言うか言わないかで目が覚めました。
おとうさんと朝食を摂ろうとしたところ義理兄から姉が危篤になったから
すぐに来るように電話が入り急いで病院に駆けつけた時には息を引き取っていました。
その夜は仮通夜
翌日は本通夜が営まれ一通り終わり、家族と親類とお寺さんになったとき
今まで経験したことのないことが私のみに起こってしまいました。
それは、私がお寺さんや皆さんにお茶を出しているときに起こりました。
姉の子供(次女)のお姑さんに声をかけられた途端
なぜなのかお姑さんの手をにぎり
「おかあさん、どうかこの子のことどうしても気がかりで心配でどうかお願いします」とsか
いろいろな事を泣きながら話し始めました。
私の前に姉がいて話しているような私のこころが後ろにやられてたいうか
う~んうまく表現できないのですが
なにしろ私のからだもこころも姉にのっとられたというか
私のそんな姿を目のあたりにした義理兄も私の主人もおろおろ
お寺さん(お上人)がその場でお加持をしてくださり、元に戻ることができました。
お上人のお話では、急逝したことで話すことができなかったことを姉が私のからだにおりて
はなしたことだと、居合わせたみんなに言われたことは
顔も仕草も声も姉になっていたそうです。
*1:´∀`*