怖かったぁ~体験 その参 夏といえばホラーの季節
その参
旬の甘~いすいかでもかじりながらでも読んでくださいね
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高校生になるまでも色々ありました。
今でも色々あります。
友だちが「霊感いいなぁ~私さあ、全然ないからnekoちゃんのこと尊敬するわ」って
言ってくれます。だけど無いほうがどんなに楽か見たくなくても、
感じたくなくても見えたり感じてしまうから
5年生の夏、ご近所のおじさんとすれ違ったさい、一緒に居た
母に「今のおじさん、もうじき死ぬねって」言ったらすごく怒られ
やはり祖母に聞かれ「あのね、肩に真っ黒いものが見えたの」
そうしたら、祖母にがこの事は誰にも言わないようにと釘を刺されました。
そして「そのおじさんが急に亡くなった」と母に聞かされました。
ちょうど1週間後だったそうです。
その後、母の私を見る目は時々困惑るような
これが母との仲がうまくいかなくなった発端に
なったのではと今でも思っています。
高1になってすぐに母が白内障の手術で入院直後の事
その頃、父は単身赴任中で留守、私が10歳のときに姉は嫁いでいたので
家にいたのは私と祖母の2人、深夜(何時頃だったのか)
ベッドに寝ていたら、衣擦れの音がした途端
お決まりの金縛り、目を開けたくても開けられない
それでも、わかるの見たこともないおばあさんだってことが
左側を上にして寝ていた私をそのおばあさんが見つめるように
立っていることも、その直後、いつものように心の中でお経を唱える私の
頭から撫ではじめたの、「あっ、このおばあさん悪い人じゃない!」だって
そのおばあさんの手がとてもやわらかくてあったかいだもん。
頭から、顔、肩から順につま先まで、撫でながら、「どうか○家と、△家のこと
おまえに末永く見守ってほしい、このことをおまえから両家に伝えてほしい頼むよ」と
言って消えてしまいました。
朝、祖母にそのことを伝えると、当たり前のような顔の祖母は
「そうか今日がその○○さんの月命日やでな」と言って
私と一緒にご仏壇の前に座ってお参りをしました。
祖母に「どうして私なの、私じゃなくてもお姉ちゃん、おかあさんがいるのに」
祖母は「ご先祖さまからの贈り物やに、おまえでないとアカンということやに」
「そやから、おまえはしっかり信心せなあかんということや」とも言われたました。
それでも納得出来なかったneko-shippoでした。
余談になりますが
△家は亡くなった祖父の実家で祖父は○家(私の生家)に養子として入りました。