亡き姉のこと
私の誕生日の時期になると、どうしても12年前に
50歳で亡くなった姉の事を思い出してしまいます。
私と姉は10歳離れていて、私と違ってすごーい美人で、料理は上手
英語ぺらぺら成績優秀でどんなことも自分が一番でないと
気にいらないという人でした。
子供の頃から、出来の悪い妹のことなんか
いつも無視、姉と遊んだ思い出もありません。
私の病気が判明したとき、子供達が「そばに行ったらあかん」と
私の前で言っても笑っているような人でした。
そんな姉が亡くなる1年前に大腸がんで癌が摘出
子供達は県外の大学に行っていた為、
仕事の合間に姉の付き添いをしていたことで
姉の私に対する態度が変わっていくようにみえたような。
「あんたが肝生検で入院しても誰が付き添いなんて」て思った
自分が恥ずかしいとも言ってくれたのに(あのときはうれしかった)
しかし、その退院してから、姉の家族と一緒に一泊旅行したとき
ひどいことを言われてショックで(あの言葉はなんだったのか)
二度と行くもんかと腹がたったことを思い出します。
それから半年後肝細胞がんで亡くなりました。
生きていたら、少しは思いやりのある人になっていたのか
それとも相変わらず妹のことバカにしていたのか?
自分が姉の年齢をこえた今、どんな姉でもやっぱり淋しいですよね。
今朝の御在所岳