今朝の中日新聞に「C型肝炎の最新事情」の記事
藤田保健衛生大肝胆膵内科の吉岡健太郎教授のお話です。
抜粋です
C型肝炎に感染すると約7割が慢性肝炎になり、無治療だと30年前後の長い期間をかけて、
肝硬変、肝がんに移行していく。
現在、約200万人と推定される患者の多くは、医療現場の感染対策が強化された1990年代初頭以前に
輸血などで感染しており無症状で気づいていない人が大半。
ここ10年が治療のしどきです。
治験段階である「ペグリバとテラプレビルという飲み薬をプラスする治療」が治療開始後すぐにウイルスが消え
た患者もいた。非常に効果が高い。貧血や発疹などの副作用がやや強いが、効きにくいタイプの治癒率が
7,8割に上がると期待できるということです。
いつ頃、認可されるのかは載っていませんでした。
早く認可されるといいのに。