廖化さんから、頂いたコンドルのジョーのファンヒクです。
一万ヒットのお祝いに、廖化さんから頂いた
私の大好きな科学忍者隊ガッチャマン
G-2号ことコンドルのジョーのファンヒクです。
廖化さん、ありがとうございました(゜゜)(。。)ペコリ
私も亡き両親や姉の面影が薄らいでいくことがショックです。
だから、ジョーの気持ちわかるような気がします
面影
ベッドサイドに跪き 組んだ手に額を押し当てる。目を閉じて父母の顔を思い浮かべる。
これが寝る前のジョーの儀式だ。 父の、母の顔を忘れないように・・。
自分の中に残っているのは大きく逞しかった父、笑顔がまぶしかった母。
故郷を離れたばかりの頃に浮かんだのは、海辺で事切れた両親の無残な姿。
優しく抱き上げてくれた父の、歌を口ずさみながらながらバラの手入れをしていた母の表情はどんなだったろう?
大好きだった両親の笑顔さえ思い出せない自分が情けなく、悔しくて涙があふれた。
それでも自分が思い出さなければ、他の誰が彼らを偲んでくれるのか。
穏やかに微笑む父母の姿を思い浮かべることができるまで、一体どれほどの日々を要したのだろう。
『ジョー、釣りに行くぞ』
太陽を背に 釣竿を手にした父が庭に立つ。
『ジョー、ビスコッティが焼けたわ』
天板を手に 甘い香りを纏った母が台所から出てくる。
だがジョーには自信がない。
今思い出しているのは、寸分違わぬ両親の姿なのだろうか?
思い出すたびに、少しずつ変わってしまってはいないだろうか?
自分が勝手に思い描いているだけの姿なのではないだろうか?
写真一枚手元に無い現状では確認するすべもない。幼い時分の記憶だけが頼りだ。
ジョーは堅く目をつぶる。
思い出せ、思い出せ。
忘れない、忘れない、忘れない・・。
忘れるものか。
刻みつけろ、心に。 焼きつけろ、脳裡に。
今宵もジョーは思い浮かべる。 最愛の人達を面影を。
End
太陽を背に 釣竿を手にした父が庭に立つ。
『ジョー、ビスコッティが焼けたわ』
天板を手に 甘い香りを纏った母が台所から出てくる。
だがジョーには自信がない。
今思い出しているのは、寸分違わぬ両親の姿なのだろうか?
思い出すたびに、少しずつ変わってしまってはいないだろうか?
自分が勝手に思い描いているだけの姿なのではないだろうか?
写真一枚手元に無い現状では確認するすべもない。幼い時分の記憶だけが頼りだ。
ジョーは堅く目をつぶる。
思い出せ、思い出せ。
忘れない、忘れない、忘れない・・。
忘れるものか。
刻みつけろ、心に。 焼きつけろ、脳裡に。
今宵もジョーは思い浮かべる。 最愛の人達を面影を。
End